料亭予定地

オリジナル小説「汀にて」 設定からして時代を感じる 解説4

2022/06/21
長編小説




オリジナル小説「汀にて」 設定からして時代を感じる 解説4


 
真弓子はN総合商社に勤める三十二歳独身女性。ある日突然、つぶれかかった関連会社、黒沼税理士事務所へ出向を命じられる。真弓子はN総合商社から独立して個人事務所を営むコンサルタント御船次郎にアドバイスを受けながら、再建の道を模索する。


まずは、ラストに載せた裏設定。

こうして列挙すると、設定からして時代を感じる。

汀より どうでもいい裏設定

・テーマは平家物語の扇の的。那須与一の弓合戦。
・マネサポのガンダマー小林隼人はハヤト・コバヤシ。
・桂木みーちゃんのフルネームはカツラギ・ミサト。
・社長の飯尾リョウジは、親が離婚していて旧姓はカジ・リョウジ。
・一平はミク派、陽介はルカ派。
・高橋君のモデル実在。
・相棒の武藤は、野球狂の詩から。
・名前は拝借したが、キャラはそれほどかぶせてないつもり。
・キリエ(=主よ)、キリエ・エレイソン=主よあわれみたまえ、ギリシャ語。
・次郎と真弓子はお互いに作中で一度しか名前を呼ばない。
・あちこちに出てくる場所はすべて、グーグルマップ&ビューで調査。職業はキャリアガーデンで調査。なのでかなりテキトー。どこか、根本的に間違ってるか矛盾が多い気がしてる。特に法律系。
・社長EDバージョン、パラレル設定で相談役EDバージョンあり。

≫ 解説1解説2解説3



 ≫ オリジナル小説系記事


*ここからネタバレを含みます。






≫ 第二話 出向
・不採算の事務所を立て直すか、クビかという話。
・テンション高めの女部長
・なんかわけありで超絶上から目線のえらそうな次郎(好感度MAX下降中)
・絶賛警戒中の真弓子

六話ぐらいまでは、どうということはない。
普通に導入。

しいて言えば、女性部長は(あとがきにも書いたが)名前がカツラギ・ミサト。
声もまんま「さーびすさーびすう」で再生してほしい。



≫ 第三話 「ここで話して」
・ちょい話が動く。
・「ホテル行くぞ」ってセリフをラストまで引きずる。
・後でわかるが、次郎は警戒されて臨機応変にちょっと路線変えた系。
・ホテルは行かない、キリエと合流
・詩子登場。



≫ 第四話 キリエ
・キリエ登場。

≫ 第五話 繁忙期
・どうもならん感じのぐだぐだな黒沼さんち。
・状況説明はてきとーすぎるので、もうほんと読まなくてよし。

≫ 第六話 二日目
・黒沼さんに押し勝ちする。
・全部手書きの決算書は直近の実話。悲しいことに陽介君のナイスプレーは創作。



≫ 第七話 セミナーと女子会
・目玉はセミナーではなく(セミナーほんとどうでもよい)、女子会の女子たちのガチンコ対決が主。
・マネサポの小林ここで初登場。「ザクみたいな色のフィアット」実際に見たことがあるので、強烈に印象に残ってる。
・キリエと真弓子が行ったマンダリンオリエンタルのアフタヌーンティーはちょうど友達が誘ってくれて、とても美味しかったしきれいだったことを思い出した。
・キリエと次郎の掛け合いがなんか書いてて好きだった。





≫ 第八話 プレゼント事件
・「でもあの男はアカン。あいつはアカン」て私でもそう思うわ。
・小奇麗な大型ショッピングモールなんかより、ふきだまりみたいなアーケード街が好きで、そういう場所のおじさんおばさん、(もう多分いまになってみると、じいちゃんばあちゃんになっている)中小企業の人たちをたくさん見てきて、とても愛着持っていた。そういう気持ちをこめてみたけど、うまく伝わってる感じしない…。
・男と女のらぶげーむが骨なので。

≫ 第九話 定例会と再生計画
あまり気に入ってない回なのだけど、(なんか浅いうんちくがはずかしい)、登場人物は多い。

秋社長登場。
秋社長は実在の友達がモデルで、社長でもないし不倫もしてないしほんとごめんねなのだけど(別にいいわよって言ってた。ほんとにこんなしゃべりかたする)、すらっとして気品があって、すごくすごくステキな人。常に落ち着いている。動じない。
本当に「面白くもなさそうに笑う」。でも感じ悪くない。

鈴木一平と高橋くん登場。
この二人しゃべらせるの楽しかった。

次郎「お前のはポジティブとは言わない。無理無茶無謀」
というのは妙に頭に残ってるフレーズで、二十七話ぐらいにもう一度ひっかけている。

焼き鳥屋で耳打ちしてきた友達は、次郎と真弓子が最初に会った時に一緒にいたメンツで、真弓子のことを覚えていた設定。
あのときの子と結局つきあってんの?とか言われてる。
この悪友には名前があって、別の話で使ってるけどまだ出してない…。

詩子がここで現れたのは、二人のことが気になって気になって仕方ないので、ウロウロして、わざと忘れ物したとか言って戻ってきたってことになってる。
次郎も真弓子も敏感に察知。そういうこと、恋する乙女ならすると思うから。

≫ 第十話 ニーナから詩子へ
宇野くん、いったい何の車に乗せようかと思って、車種なんて詳しくないのにめっちゃ調べた思い出。結局シルフィにしたけど、それがあってるのかあってないのかさっぱりわからない。たまに書いてるとき、こういうのってあってる?って話をしたい人が欲しいと思うことがある。

フォークナーは高橋 正雄訳がすきだった!
でも何度読み返しても、この「ハンサムで猫みたいで」という箇所をどうしても見つけられない。ほんとにあったのだろうか。それとも幻のフレーズだったのだろうか?

最近買ったフォークナーの「エミリーに薔薇を」も、すごく良いな?と思ったら高橋正雄だったし。
でも、アブサロム~の高橋正雄版は絶版っぽい感じがする…。


≫ 第十一話 カウントダウン
もう恥ずかしくて読み返せないよ~と序盤はすっとばしても、この回だけは完成度が高くて、かなり気に入っている回だ。
(闇が深いけど)

詩子は自分で創作しておいて何だが、相当な難物だったが、キリエもまたかなりの難物だった。
どこからこんな女性像が出てきたんだろう?と思うぐらい。
キリエはたぶん、男性の浮気心のようなものに対する恨みを体現したキャラだった。
PCの向こうから聞こえてきて、わたしの中にも共鳴する、怨嗟の声をそのまま形にしたような感じ。

だから、キリエ・エレイソン(主よ、哀れみたまえ)が名前になったんだと思う。
つけたときは、本当に何気なくつけたのだが。



懐かしいので昔話みたいに書いてたらなんだか長くなってしまった……。


 
真弓子はN総合商社に勤める三十二歳独身女性。ある日突然、つぶれかかった関連会社、黒沼税理士事務所へ出向を命じられる。真弓子はN総合商社から独立して個人事務所を営むコンサルタント御船次郎にアドバイスを受けながら、再建の道を模索する。


 
南北戦争が始まる頃、ヨクナパトーファ郡ジェファソンに飄然と現れた得体の知れない男トマス・サトペンは、インディアンから百平方マイルの土地を手に入れ、大いなる家系を創始するべく、町の商人コールドフィールドの娘と結婚する。サトペン家の興隆と崩壊を物語りつつ、アメリカ南部の過去と現在の宿命的な交わりを描いた迫力ある長篇。


 
名家の老嬢エミリーの死後、閉ざされた部屋に残されていたのは……。短篇ミステリの古典にも数えられる表題作ほか、「あの夕陽」「ウォッシュ」など七篇を収録。架空の町ジェファソンを舞台にした《ヨクナパトウファ・サーガ》の全体像を望見しうる短篇集。巻末に中上健次の講演「フォークナー衝撃」他一篇を収録。



 ≫ オリジナル小説系記事



 ≫ 料亭予定地 このブログのご紹介と記事マップ

書籍の本だな【広告】
おかあさんは魔女図解 世界の名作住宅宝石/遺産~モーパッサン傑作選



 Twitter(≫ @mwagtail30
 ≫ HP「オニグルミの森」
 ≫ note
 ≫ 児童書おすすめブログ
 ≫ なろうのマイページ


スポンサーサイト