料亭予定地

オリジナル小説「汀にて」 こじらせ男女の難しさ 解説3

2022/06/02
長編小説




オリジナル小説「汀にて」 こじらせ男女の難しさ 解説3


というわけで、もはや元ネタの欠片もなくなったこの超昭和っぽいオリジナル小説なのだが、思い出を語りたくなったので、少し紹介がてら、語っていってみようかと思います。
ものすごくヒマな人だけちょっとお付き合い下さい。
 
真弓子はN総合商社に勤める三十二歳独身女性。ある日突然、つぶれかかった関連会社、黒沼税理士事務所へ出向を命じられる。真弓子はN総合商社から独立して個人事務所を営むコンサルタント御船次郎にアドバイスを受けながら、再建の道を模索する。

何となく聞き流しながら作ったのでテーマソングみたいになっちゃってる曲があって、それはバブルガム・ブラザーズだった。



めっちゃ昭和だあ~!
でもいい曲。好き。そしてこの曲知ったのは何とYouTubeでだったのだー!リアル世代ではないんです。
 
バブルガム・ブラザーズ
収録アルバム: Brand-new Gorgeous Best
1990/8/22


≫ 解説1解説2



 ≫ オリジナル小説系記事


*ここからネタバレを含みます。






≫ 第一話 横浜の夜

メイン主人公&お相手のご登城登場
 御船みふね次郎
 伊野木真弓子(微妙に漢字変えてみた)

(登城ってもうリアルに変換されるの、歴史もののせいだよ……)

横浜のモアーズで待ち合わせをする二人。
真弓子は友人のキリエのだんなの愚痴をメールでずっと聞いて相手している。

海外旅行中の、飛行機中の待ち時間など、本当にヒマな時間を駆使して書いたので、とにかくGoogleマップ・Googleアース・ストリートビューには本当にお世話になった。

惜しむらくは、ストリートビューではやはりそこまでの雰囲気まで掴むことはできない。
→過去の記憶に頼り、昭和臭を漂わせる。

そして、もう一人登場してるのが重要人物、
 白砂詩子うたこ



ガッチガチの三角関係なのだが、この頃も今も、よく「奥様の愚痴」「女性の言い分」の投稿を読んでいた。

わかる所もあり、わからない所もあり、一般論の考えが知りたいと思うところもあった。
(自分が変わり者なんじゃないかという自覚はあるらしい)

 ≫ ママスタの4コマが気になりすぎて…「妻の飯がマズくて離婚したい」

こういう記事を書いちゃったりしているのは、その一環のようなもの。
ほぼ、夫の浮気・義母・義家族、ママ友の愚痴、という永遠に代り映えのしない内容なのだが、一つだけ言えることは、浮気・不倫に対する女性の恨みは本当に物凄い。

たまに、PC画面を通して般若の面を見ている気分になる。

しかしこういう実録ママ愚痴紹介サイトや、エッセイ漫画のようなものは、あくまで「投稿者」の観点からしか描いていない。
見た目かわいい女性、意味もなくひどいダンナ、いかにもバカっぽい浮気相手……。
実際にその人たちを、目の前に知り合いとして、リアルで見ていたらどうだろう?

事実が何も隠さず、投稿されたまんまであることを前提としたとしても、おそらく、どこかに、正当化は出来ないまでも
ああ、そうか……なるほど……
という気分にならないと、誰が保証できるだろうか?

どちらかといえば、「男女問わず浮気した側のの言い分・理由」のようなものに踏み込みたい。
そういう心は常にある。

そして、すべての理由も恨みも、思い出も全部まとめて、お話として納得、昇華できればいい。
それが小説というものなのではないだろうか。



レビューと言うか説明。

自分で自分の作品というのは、結構気恥ずかしいものがある。
それでもやろうと思ったのは本当に懐かしかったから。
過去の恋愛や考え方、見たこと聞いたこと調べたことをすべて詰め込んだなあ。

全部出来上がってからアップしたので、もはやこの話が終わる頃には、御船と真弓子の中に、桜木健二と井野真々子ははっきり言ってかけらも残ってなかった。

ドラゴン桜にムカついて書き始めたと公言してしまっているので、御船次郎を読むときはたぶん桜木を思い浮かべてしまうんじゃないだろうかと思うけど、イメージ的には全然違う。

あの人なんかおっさんじゃないですか?
顔も四角いし。
(言い方に明らか、悪意がある)

ぜんぜん痩せ型でちょっと背は高め。スーツなんてなんて着るとスマートなイメージです。

でもね、アルキメデスはだめ。
あれはやりすぎ。
完璧超人すぎて、いい男というものが本当にわかってるとは言えない。
(あくまで比較対象が三田紀房なのが恨みが深い……)

それで話を戻すと、御船氏はいつも割と軽口と冗談を言って、懐に入り込むのがうまい。そういうイメージ。

今まで渡り歩いてきた職場は派遣・臨時・正社員すべて含めて、四つか五つぐらいになるだろうか。これは私の話です。

どこにいっても、なんとなく一番仕事ができて、顔もそこそこ許容範囲で、かっこいい雰囲気をまとっている若手というのがどこにもいた。
(不思議なことに、彼らは全員、芸能人のような目の覚めるようなイケメンではなかった)

彼らはもちろん全く同じではなくて、全てに一長一短があり、(もちろん女子にもあります当然です)ただ、次郎くんもポジション的にはそこに入ってくるだろうなという感じで作ってみた。

しかしそこで終わってもらっては困るんだよね。
十年越しの恨み背負ってんだから、根性見せてもらわないと。



持ってきた設定は
・過去に一回だけ過ちがある。
・再会をしてもう素直になれない。
この二つだけ。

この二つからいかにしてなんとかなるまで持っていくかというのがこの話の見せ所だろうと、そういう風に考えて作っていった。

書いてて思ったけど。この二つをクリアするのは相当に難しいよ……。

曖昧なままにして少し時間が経ってしまうと、そこから一体どうやって巻き返すのか、これはかなりの難題だった。
脳内で、理想化していてさえ、すごく難しかった。
男子の気持ちもわりとわかった。痛感した。

ここであれこれ考えた挙句、「この二つの設定をクリアしている男女を一体、どうやってハッピーエンドにもっていくか」と考えている過程で、いろんな亜種ができてしまっていることをここに告白する。

あまりにも亜種すぎて、どんだけそのシチュエーション好きやねんという感じだったので恥ずかしくて、なろうやnoteにもアップしてないんだけど、四つぐいパターンがある。

もうなんか最近どうでもよくなってきて何でもいいから、アップしようかなという気もちょっとある。
だって時間って待ってくれないんだよ。
どんどん過ぎていくだけ。



過ちがあるから他人ではない。気持ちも結構ある。元カノでもない。
まだどこか、巻き返せるワンチャンあるんじゃないかっていうのがあって、お互いに離れられない。お互いに周囲をウロウロ。きっかけがつかめない。

次郎くんは気持ちの上ではこれはもうアレなので、じゃあなんですぐ彼女にいかないの?ってところで出てきたのが詩子だったというわけだ。

なんかそもそも論として、やっぱりいい男には女がわらわら寄ってくる。

あとこれは多分女性の願望なんだと思うけど、漫画でも(投稿)小説でも、言い寄ってくる女性を死ぬほど冷たくを振りまくるみたいなのはあまり好きじゃないんだよね。人間性として。

自分ひとりを見ててほしいという女性の気持ちもわからんではないけどさ。
全くないっていうのはちょっとどうなのか。

かっこいい設定のはずなのに、そいつ本当にかっこいいのか?

たくさんの女性に囲まれて、誘われたり、まとわりつかれたりしてるのに、冷たく扱ったり、軽蔑の目で見たり、全然興味のない設定、もはやそれはもうボーイズラブの世界へ行った方がいいよ。(暴言)

 
バブルガム・ブラザーズ
収録アルバム: Brand-new Gorgeous Best
1990/8/22




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Ama Mew(天海悠)
Admin: Ama Mew(天海悠)
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