料亭予定地

リトルナイトメア考察-5 蛇足ではあるけれど

2022/01/12
その他




リトルナイトメア考察-5 蛇足ではあるけれど


 
「胃袋」の名を持つ謎めいた巨大船舶「モウ」に囚われた幼い少女「シックス」。物語はシックスがモウから脱出を試みるところから始まります。幼いシックスにとって、モウは牢獄であると同時に遊び場でもあります。死の危険が至るところに潜む密室の中で、ひとり知恵を振り絞って生き抜き、出口を探すことが目的となります。


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*ここからネタバレを含みます。





そもそも、こんな記事をUPすることになったのはポッキー氏のロマンチック実況のせいだー!

ころん君のプレイは非常にスムーズで見やすかったがうるさかった。
(だけど、ホラーな感じは与えないから、そういう意味では小学生向けとしてOKなのだろう。といっても年齢制限12歳以上なのだが…。)

ポッキー氏のプレイは生配信そのままだし、隠し部屋を探すなど細部にこだわっていたため、倍速な上にたまに早送りもして視聴していたが、とにかく絶大なシックス推しで見ていてキュンキュン来た。

・ずっと手つなぎプレイ。暇さえあれば手をつなぐ。どこまでもつなぐ。
・ずっとおびえるばかりだったシックスが、いじめっこにとびかかって首を折ったとき、(それが直接の原因ではないが)ロードしてプレイをやりなおし、このいじめっこを自分(モノ)で倒して「お前の手は汚させない」とか言う。
・ラストで落とされたとき、そもそも2は1の前日譚らしいから、1でモノがいないということは、「シックスを助けるために死ぬというオチなのかなとうすうす想像していた」、という。

最初からシックスのために死ぬつもり!
いやどんだけ~!

おかげで沼にモノシク(というらしい)の沼に落とされた!

この実況だと、めちゃくちゃモノがシックスのことを好きそうなので、余計に闇落ちしてしまったモノの絶望が強調されてしまい、「1の首つり男と手紙=モノの絶望」というのが自分の中でピッタリきてしまった。

この説は反対する人もいるらしい。
しかし、1が先に制作されているので、冒頭をヒントに2が作られたとしてもそれほどおかしいことではないように思う。
何もかも全部、織り込み済みで作っているわけではないようだし。

なので、1のシックスが向かった先の外界は何が待ち受けていたのか?
→モノを助けに向かったのだ!
説を推して終わります。



妹子がモノシクだと言う曲。はるまきごはん氏のメルティランドナイトメア




そうは言いつつも、

シックスが闇落ちして完全なるモンスターになり、世界を破壊しつくすエンド

とか

本当に利用するだけ利用して、モノを闇に落としたエンド

とか

モノを絶望の闇の中で、永遠に自分に縛られていてもらうために落としたエンド

とかも割と捨てがたい。

最後のは、シンマンを振ったレディの意図と同じになる。



だって、そういうことって、ないかな?

思ってもみなかった所で、抱きしめるか、手を離すか、選択する瞬間が訪れたとき。
ふいっと手を離して去る気持ちになること。
もう、そのときの気分というか、何とも言えないんだけど、誰しもあると思う。

「女性の残酷さ」とするには当てはまらない。
女性にも男性にもあるような気がする。

手を離された方は耐えがたい傷を負うが、離した方も説明できる明確な理由があるわけではないが、その選択しかないことを知っている。

だから、結局シックスが、シンマンとなってしまったモノには見向きもせずに、自分ひとりの世界で生きていく、というオチだってあってかまわないと思うし、どちらかというとこの方がわたしの捻じ曲げエンドよりは普通に想像できるかもしれない。




さまざまな面から考察もでき、あらゆるエンドを想像させる余地のある、リトルナイトメアの世界、とても好きだー!!





おまけの「シンマン×レディ」という、誰得!?のマイナーCP妄想。

私は大人なので妄想するとだな。

モノが扉を開いたシンマンの領域がピンクの光なのは、大人だからだー!

肉欲の執着を示しているように思う。
(わたしの脳がピンク色だからかもしれないが)

ーーここから妄想ーー


電波棟のあるじと、モウの女主人は、共生関係にある。
レディの世界に電波は届かないし、モウの世界は完全にとじられている。

利用しあっているけど、信用はしていない。
どちらもどちらを支配できないし、干渉できないし、でもどちらがいなくなっても生きていけない。脳と胃なので。

シンマンはモウに来ても、過食の罠にかかることもなく、レディは力を吸い取られることができない。
レディはモウから、電波塔が支配する外の世界に、栄養という名の子どもたちを送り出し続ける。

二人が距離を取りながらも助け合い、手を取り合って生きていくようになる中で、シンマンとレディの間に、なにかが芽生えたような気がした。
他人を踏みつけにして生きていることに何の疑問も抱かなかった二人なのに。

(前に書いたけど)
シンマンはレディのことを、「この何もかも歪んだ醜い世界で、君だけは美しい」と思っていて、でもレディからしてみれば、美しさをいう人は、それが失われたときのことは考えてない。

シンマンの想いは純粋で真摯で、心を動かされるレディだが、どこかで彼は彼女をやはり支配のもとに置こうとしていることに変わりはないと感じている。

レディにとって、仮面をはずして素顔、本音を見せることがどれほど苦痛を伴うのかを知らない。

「あなたにはわからない」
と、
「君のためを思っている」
は、
まるで終わりのない戦いのようだ。

結局、仲間意識も、優しさも、協力も、お互いを支配しようとする相克にすぎない。

壊れた鏡の前で髪をすきながら、何かを待っている。
彼につかみとられていた部分は、どこかに行ってしまい戻ってはこなかった。
心から抜け出した空虚の正体を知りたがっている。

なくしてしまったものを取り戻したい。
何もかももとどおりになるのではだめだ。
電波塔も、モウも、すべてなくなってしまえばいい。

何もかも捨てて自由に
自由になりたい
外の世界で
遊びたい

戦いにゆく
私を生み出し捨てたこの世界に復讐を


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歪んだ絶望の世界を遊ぼう。電波塔に支配された世界を舞台に、少年「モノ」を操作するサスペンスアドベンチャーゲーム。黄色いレインコートをかぶる少女「シックス」と共に、テレビを介して世界に広がる悪の源を暴くため、2人は電波塔に向かう。




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Ama Mew(天海悠)
Admin: Ama Mew(天海悠)
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