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【草燃える】総集編3 変貌する義時サンバ【大河ドラマ】

2021/12/11
ドラマレビュー




【草燃える】総集編3 変貌する義時サンバ【大河ドラマ】


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大河ドラマ第17作「草燃える」の総集編。鎌倉幕府を開いた源頼朝の妻であり、二代将軍・頼家と三代将軍・実朝の母である政子の生涯を中心に、頼朝の時代から承久の乱までを描きます。(C)NHK


 ≫ 【草燃える】総集編 岩下志麻の北条政子【大河ドラマ】-1

 ≫ 歴史系記事


*ここからネタバレを含みます。





壇ノ浦後の法皇の論功行賞で、御家人ひとりひとりに悪口を言いまくる頼朝。
ねずみだとか、あばたづらだとか。

笑える……。

滝田栄の徳川家康で石川数正をやっていた江原真二郎の梶原景時がとてもしぶくいていい!
京都にいて、いつも義経のことをちくってくるが、堅実な感じの外見なので、策謀はあっても嫌味がなくて
「本当に義経アカンのやろうな」
という気分になる。



総集編だと、義経は実にあっさり殺されてた。

衣川の焼け跡で涙ながらに泣き伏す頼朝!
本当に良かったよ、この頼朝は……。

(って、そんなわけないやろー!!史実はぁ!)
これは野暮です。



ここで、政子との仲良し夫婦シーン。

しんみりしている政子に、いたずら顔で
「浮気者の夫をもって後悔してるのか?」と聞く頼朝。
自分でそれ言っちゃうんだ。

政子、瞬時にしゃきっとなって、
「それとこれとは別でございますっ!」
「おお~おそろしやおそろしや」

いちゃついてる。

浮気者でクズと、思い込み激しいヒステリーの夫婦だけど、最終的には絆が深くて仲良しという、すごい不思議な感じなのだが、これはこれで何よりも夫婦愛を感じた。

政子だけじゃなくて、頼朝も政子のことが一番大事で好きなんだなと感じられた。

こういうとき、ぬかみその奧さんもらってる男性陣の中で
もうこれは恋愛感情はぜったいにない、あるわけない、
と言い切るやついるけど、
お前がないだけで、ある奴だっているだろっ!自分だけ全部の価値観にすんな!頼朝みたいに天下取るような甲斐性もないくせにさあ!

……と思う。
たまに荒ぶる。



仲良しの後、とつぜん馬の上で昏倒する頼朝。
白目向いて馬の上でぐったりしてる、すごい死に方だった。

口移しで薬を飲ませるの、よくやるなあ。

二年後の「おんな太閤記」でももう一度やったんだな。
この頃の流行だったのだろうか。

キスで薬。

これはもう、アレ。
人工呼吸みたいなもんだな。お約束。



源頼家!
が!
郷ひろみだー!!!

ひろみGO「難しい係争地を強引に決着付けて、何年もしつこく訴訟をするのはお互いイヤだろう!」

うんそれ、若者が思うやつ。

土地争いは血と汗が絡むから、慎重な上に慎重にしなければ、余計にうらみを産む!と主張する側近たちがまるで現代の年配勢のようです。



側室、若狭局の家族、比企一族にひいきしてると言われるが、母政子もガミガミうるさいことばかり言うし、皆が冷たいから情が湧くのは当たり前!

「年寄りばかりが欲張って領地をかきあつめているから、若い者がうかばれないんだって(郷ひろみの頼家が)おっしゃって」

おっ?

老害老害とうるさい若者(40代)よく聞いとけよ~(笑)
現代にも通じる価値観を、こうして見ていると、エジプトの壁画にも「最近の若者は」と書かれていたといううわさは本当だな?

「土地というものは、いくさのたびごとに、命を的に働いたその代償だ」



岩下志麻、とても美しい尼御台だけど、やっぱりすこし現代口調が気になる。

目と目で合図する姉と弟。
このあたりまで行くと、そそのかしてるのは小四郎(義時)って感じになってきた。
義時に重厚感が増してきた。





ここで、武田鉄矢の安達盛長の妻を、頼家が奪うという事件が起きる。
反抗する御家人たちへの、頼家の反撃だ!

息子の痴態の所に踏み込む母すごい。
Hをやめない郷ひろみの息子すごい。

まさこ「よりいえェェ!キィー!!」

・政子と頼朝のあいびき
・政子の略奪
・亀の前と頼朝のいちゃいちゃ
・頼朝、あかねに夜這い

……と、この「草燃える」はけっこうなエロシーン連発なのだが、後半になってのびっくりシーンがこれだ!
(まあ、エロとはいっても、ばっちり服は着ています。期待したらだめ)

安達一族を体を張って助ける尼御台かっこいい。

ひろみGO頼家の強大な壁となって立ちはだかる、岩下志麻の極妻母上。

勝てないわ。



しかし、頼家も負けていない。
梶原景時が追放され、殺された。

息子VS母の明らかな権力闘争。

母もそうしたくてしてるわけではないのだが、周囲の思惑あり、息子の感情的な暴走ありで、どうしようもない。
一度、武力によって権力を把握をすると、さあこれから内政だというところで、内部闘争が激しくなる。
中央集権して政権を安定させようとするこころみだ。

頼家の言い分
「間違っていても、味方をしてくれるのが母親でしょう!いつ誉めてくれたことがありますか!説教ばっかり!もういいでしょ」

思春期のわがままみたいなのを盛り込んで、挙句の果てに

「弟の千幡(実朝)と自分とどちらを愛してるのか」

えー政子、答えなかった。



このあたりで、藤岡弘の煮ても焼いても食えない感じの三村義村が暗躍しはじめる。
頼家の禅譲に向けて事態は突っ走る!

強くなった弟、義時に慄然とする姉、政子。
でも、政治家としては頼もしいよね。
この鎌倉をしっかり盤石のものにするという意味でのね。

比企一族を殺ったのは、あくまでも、髭面パパ(時政)で~す。
ぼく(義時)じゃないんで、そこんとこよろしく!

ずるい。



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(NHK出版新書) 坂井 孝一 (著)。2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」時代考証者による決定版!伊豆の地方豪族だった北条氏は、いかに流人時代の頼朝と出会い、源平合戦、幕府草創期を経て、熾烈な権力闘争の末に承久の乱を制したのか。源氏、朝廷側からだけでは見えてこない幕府内の駆け引きや争いの一部始終、複雑極まりない人間関係を、常にその中心にいた時政・政子・義時を軸に生き生きと描きだす。


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