料亭予定地

【映画】サムソンとデリラ-3 デリラが美人すぎる

2021/11/17
映画レビュー




【映画】サムソンとデリラ-3 デリラが美人すぎる


 
神から授かった怪力の持ち主であるサムソンは、ペリシテ人の娘セマダールに求婚する。しかし、サムソンに想いを寄せていたセマダールの姉デリラが二人の仲を邪魔し、結婚式で混乱を引き起こし、セマダールは命を落してしまう。さらにデリラは、サムソンへの陵辱を続け...


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*ここからネタバレを含みます。





サムソンが姉さんを口説いている最中に、塀の上からデリラがちょこんと顔をのぞかせてサムソンを興味津々で見ているんだけど、すでにこの時点であまりにもお姉さんより美人だ。

だけどサムソンは一切なびかない。セマダル一択。
セマダルからは若干、相手にされてない。婚約者もいる。でも諦めない。
セマダルも相手にしてないながらも泳がせてるっていうか、大人の女の余裕で軽くいなしている。



ここで、デリラがサムソンにぴょんぴょん跳ねてくっついて、抱きついたりして、子供っぽい色仕掛けをかけるのだが全く相手にされない。

映画的な意図はわかるしシナリオもわかるんだけど、あまりにもヘデイ・ラマーが美人すぎて、なびかない意味がちょっとよく分からなかった。

多分この映画で狙ってるのは、「その時はデリラもまだ単なる小娘だった」ということなんだと思う。
成熟した女の魅力は一切なく、サムソンも成熟して完成された女の色気みたいなのに弱い。
だから最初は、デリラになんて見向きもしない。

サムソンが、セマダルと結婚したいと言うので、姉妹のお父さんが困惑。
姉の方は婚約者だっているし、こっちはどう?とデリラをすすめ、デリラが期待を込めた目で見つめるんだけど、まったく ほんとに そのとおり!って言いたい。

まあ良く言えば誠実な男であるサムソン、お姉さんだけに執着してる。
空気が読めないというか、自分のわがまま最優先なので、婚約者がいるとか、相手にされてないとか、一切関係ない。
思い込んだら猪突猛進。



ライオンをやっつけたとかなんのかんの言って、ペリシテ人の王様を丸め込んで、セマダルとサムソンの結婚が決まる。
憤激する婚約者!
聖書には一切書かれてないのだが、ここでユダヤ人のくせにとか、割と人種差別っぽい発言がいっぱい出てる。

憤激しているのはデリラも同じだ。
ただ怒り悲しんでいる婚約者と違って、この結婚をぶち壊してやろうと画策する。

デリラは並大抵の女じゃないので。
頭も切れるし情も人一倍深い。

女の方も性欲が強いから、性欲が強い同士でお互い本当にちょうどいいぴったりしたカップルっていうかそれが一目見てデリラにはわかってる。
(えらい言われようだ)

サムソンは気づかない。
マッチョにありがちな脳筋ぽい感じで描かれている。
(えらい言われようだ×2)



お姉さんの方も別にそこまで嫌いじゃないのだが、すごく好きかと言われると微妙な雰囲気だ。
どっちかって言うと婚約者の方だ。
コミュニティ内の人と普通の結婚がしたいという気持ちはやっぱり内部に持っている。

嫌いでもなくいい人だから、ちょっとぞんざいだけど、普通に対応していたら、結婚したいとか言われちゃって、しかもなまじ能力だけはあるから、王様に許可まで得てしまう。

横入りしたのはサムソンの方だ。
そこをデリラはちゃんと見ている。

デリラは小細工を弄して、お姉さんにサムソンを裏切らせ、どうせ結婚したって浮気されるよ?結婚する前に気づけよ、という意図をもって、恥をかかせててひどいやり方であきらめさせようとする。

それが謎を出した時に答えられないお客たちに、「おねーさんに答えを探らせれば~?元婚約者が頼めば聞くんじゃな~い?」いう感じで持って行く。

小悪魔っぽい表情が色気たっぷりで美人で可愛い。

セマダル、一応抵抗するのだが、(それなりに操は立ててる)やはり元婚約者に言われると弱かった。

デリラの目論見はうまくいくかと思われたのだが、直情的なばかとナントカは紙一重、それが彼のよいところ、なサムソンが飛び出して行っちゃうので、結婚式どうしようと慌てるお父さん。

デリラ「元の婚約者と結婚させなよ」と一言。

お父さん「ナイス☆さすがわしの娘!」



戻ってきたサムソン、寝室でかなり嬉しそうにしているセマダルと婚約者を見て激怒!
(ガッツリきちんと服着てるのに体を隠す、古い映画の奥ゆかしさ)





サムソンに対してとっくに堪忍袋の緒が切れているペリシテ人たちも激怒!
もうセマダル姉さんは翻弄されて何が何だかわからない。

騒動の中でセマダルはついうっかり☆みたいな感じでペリシテ人の槍だったか弓だったか忘れたが、倒れて死んでしまう。
巻き込まれ感半端ない。
「何なんだよお前ら」って絶対言いたい。

サムソン、なおさら激怒。
大騒ぎの果てに、屋敷は燃え落ちてしまう。
セマダルも父も死んでしまい、ただひとり焼け出されるデリラは、墨で真っ黒に汚れた顔を歪めて拳を握って復讐を誓う。

いやお前がやったことじゃん!
というのもあるし、サムソンもわからずやすぎる、というのもある。





常にそばにいて一部始終を見ている老女が、デリラに「全部あなたのせいでしょ」とか、「いつかバチがあたりますよ」とか言うのだが……。

そのデリラが誓う復讐と言うのも、このバカ何すんだというのと、なんで振り向いてくれないのという、2つの気持ちが相乗効果で膨らんで爆発したっていう感じはある。

振られた女の憎しみだ。
好きだから一層腹が立つ。

よく言われる「悪女の深情け」というものなのだが、こういう人は性欲も気持ちも十分に満たしてやれば、ものすごい内助の功を発揮するいい女なのだろう。
残念なサムソンくん、彼もまだ若い。
いい女になる素質を見きわめられるのって結構、大人の男の方なんだよね。

もう出来上がっちゃってる、成熟した化粧も上手なアクも抜けた洗練された美人に目が行く男の馬鹿さ加減。
奥さんが磨いて作り上げた、余裕を見せるガツガツしてない既婚者のカッコいい男によろめいちゃう、独身の物知らずの若い娘。

そういうのを連想した。



逃げたサムソンを捕まえるために、王さま税金を使ったりと、とにかくユダヤ人(ダン族)を苦しめる。
デリラは王様の愛人になっている。
おやしきは炎上、お父さんも死んじゃって焼け出されの無一文になっちゃったんだろうね。

大人になり、体も女になって、まぶしく磨き上げられてる超一流の美女になったってそう言いたいんでしょー。
顔が変わらないから~!
最初から超・美人だった。





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サムソンとデリラ(字幕版)
 
神から授かった怪力の持ち主であるサムソンは、ペリシテ人の娘セマダールに求婚する。しかし、サムソンに想いを寄せていたセマダールの姉デリラが二人の仲を邪魔し、結婚式で混乱を引き起こし、セマダールは命を落してしまう。さらにデリラは、サムソンへの陵辱を続け...


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