料亭予定地

S心をそそるケイツビー

2018/08/20
漫画レビュー







(2018年 08月 20日の再録です)

薔薇王の葬列
ゲスエロな妄想の垂れ流し

(昼寝中の手が滑って勝手に投稿されていた…恥ずかしい)



 
(プリンセス・コミックス) 菅野文(著)
エドワード王が倒れ、混乱する王宮。“未来”を考えなくてはならない事態に皆は……!? そして、執拗に狙われるリチャードの身体の秘密は、ついに暴かれてしまうのか!? 裏切りと契りの果てに覚醒したリチャードの進撃が始まろうとしていた…。


 ≫ 菅野文「薔薇王の葬列」の感想


*ここからネタバレを含みます。




ここにきて、ガンガンどSのバッキンガムにつられて気持ちを揺さぶられはじめたケイツビーについて、つらつら。

妄想の種は尽きない。

バッキンガムは相当前からケイツビーの気持ちには、あいつわかりやすすぎ、ぐらい思っているに違いない。
リチャードがてんで気が付いてないのにも、ケイツビーが報われないのにも気付いてそう。
「一番信頼してる人~」云々の質問エピソードの所で、「で、どうなの?」的なこと言ったのはとからかい半分、試してみたのだろう。
絶対に誰もがケイツビーにキスすると思った!

なのにっ!リチャードは!あろうことか、バッキンガムにキスしようとする。
(バッキン、赤くなってるし)

この頃までは、さすがに俺は男は無理だがケイツビーは男でもいいぐらい惚れてるんだな~。
報われなくて気の毒に、哀れだな、ぐらい思ってそう。

いやいや、それとも案外そういうとこまでいってる仲なのかもしれないぞ?
→それで、男同士は重罪とか、極どい質問して、反応を探ってる。
まさかそこまでいってないよな?的な

ケイツビーも、あなたなんかに何がわかる!と言いたげ。
リチャードの体のことも、悩みも、初恋も、失恋の悲しみも絶望も全部共有して、しかもリチャードの平安のためにヘンリー助けてすらいるという、
これだけ歴史を重ねてきた自信の裏打ちが…
一瞬で崩れ去るそのとき…

ああ…ケイツビー、あの時はあんなに毅然としてたのに…
横からとんびにあぶらげかっさらわれて
よりによって冷酷策士でやたら自分にイヤミな、超・感じわるいこいつにかよぉぉぉ!!!みたいな(笑)
(多分、ケイツビーの心の声)

処女喪失の次の日の朝、バッキンガムに腰を抱かれたリチャードにスルーされて、二人で肩をそろえて仲良くスタスタ歩き去られる切ないケイツビー
このひとこま…

だいすき!!!!!

意地悪か?意地悪なのか?

一線越えたやつの勝ちなんよ結局ね

川端康成も言ってるぜ
「どちらがよけい愛しているとか、どちらが彼女を幸福にするとかは、問題でない。手荒なほうが勝ちなのだ」

これを読んだときぐさりときたもんだ。
女心から言わせてもらっても、本当にその通りだと思ってね。

だって手を出されなきゃ何一つ進展しないじゃん。
おままごとやってろというの?どこまで?いつまで?
花の命は短いんやで。

(しかしケイツビーは、リチャードは彼ではダメなのは重々わかっている気がする)

抜け駆けされても、そもそも気持ちに気付いてすらもらえてない、無力感あふれるケイツビー。
この片想いの哀愁、情けなさみたいなのS心そそる

リチャード様が望むならと、それすら受け入れようと努力したのに…。
バッキンガムはヘンリーみたいな頭お花畑のへなちょことはわけが違った!

大切にしたい淡い感傷、会う当てもないのにお菓子買ってみたりする未練まで鋭く看破されて、ズバズバ痛い所を滅多刺し。

しょげまくり、これほどしおれた姿を見せても、どんかん♡にぶちん女子なリチャードは忠誠に縛られてるんだな!とか脳内変換。
どう見ても嫉妬だろ。
これだけずっと見つめ続けてきた片想いの相手が他の男の腕に抱かれてるのを(しかも裸で)見るんやで

何だあのわざわざ、はんしんであるおれ、とか。
お前がケイツビーの気持ちに気づいたのは、リチャードの体の事を知る前だろうが。
抜け駆けした肉体関係を嫌というほど見せつける上に、畳み込んでのマウンティング。
このケイツビーの苦しそうな顔!たまらん!

何せバッキンガムは、おっぱいチラ見→体の秘密をほのめかされたときから、真実を探して探して探しまくってこれだから。
女の部分あるって確かめた次の瞬間にはもう貫通してるバッキンガムには誰も勝てぬわ。

まあ、彼も色々考えてて、もし女だったらやっちまおうかなぐらいは思ってたんだろうけども。
もしくは裸にむいたリチャードの美ボディに目が眩んで理性がふっとんだとしても、この行動力、この積極性。

生まれた日から見守ってた愛、ね…。
いざ取られてみて、ケイツビーがヘンリーではそうはならなかったぐらい苦しくなるほど、バッキンガムはリチャードの核心に迫ってるということだな。

それほど好きなら、ヘイスティングスの弁護なんかして一体、何やっちゃってんの?って、バッキンガムがイラッとくるのはわかる。
独占欲も強いし、こうなってみれば、いるだけで気に入らない的な
この二人は水と油

肝心の本人はどんかん☆スルー

って
これからずっと見せつけられ続けるつらい生活を選んだとしても

ここで、ケイツビーは
たとえ告白できなくても
気付いてもらえなくても
いい!
という覚悟を決めたのだから
そこは決断として男子としてよし!
貫け!

確実にバッキンガムより長生きできるのは確定なんだから。

しかもまだケイツビーには最後の切り札、実はあの人、生きてました~カードが残っている。



 ≫ 菅野文「薔薇王の葬列」の感想

 
(プリンセス・コミックス) 菅野文(著)
共謀者としての契りを結んだリチャードとバッキンガムは、邪魔者を次々と粛清していく。磐石な地盤を求め、リチャードが次に出た行動とは…!? 一方、エリザベスが反撃の準備を進め…!? ※こちらは巻末に電子版のみの特典ペーパーがついています。


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Ama Mew(天海悠)
Admin: Ama Mew(天海悠)
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