料亭予定地

ぼく地球の倫くん。生意気なショタ+監禁=既視感。

2021/10/05
漫画レビュー




ぼく地球の倫くん。生意気なショタ+監禁=既視感。


(これは2018年8月30日エキサイトブログの再録に書き加えたものです)

ぼく地球、ものすごく久しぶりに読み返した。
実家片付けの過去の遺物。だけど読み返してみてやっぱり面白いわ~、力のある漫画だわ~。

読んでた当時は、紫苑よりも誰よりも断然、輪くん。

私は輪くん派。

友達「落ち着いて悠ちゃん、相手は小学生!小学生なんだよー!!」



 
(白泉社文庫) 日渡早紀(著)
亜梨子(ありす)は植物と交信する能力を持つ高校生。ある日、隣家のイタズラ小学生・輪(りん)を誤ってマンションのベランダから転落させてしまう。奇跡的に回復した輪は、もう一人の自分に覚醒していた…。一方、亜梨子は前世の夢を共有する同級生に出会い…!?

 ≫ 菅野文「薔薇王の葬列」の感想



*ここからネタバレを含みます。




いやいや、輪くんはめっちゃカッコいい。
暴れてる時も、やんちゃ坊主な時も、策士な時も、病んでるときもカッコいい。

過酷な記憶と過去を小さな体に詰め込んだ超能力小学生。
田口に敵対するヤクザを動かし、ありすもを拉致させて監禁して云々の下りが好きだった。

紫苑と木蓮のどんなラブシーンよりも、輪くんのキスに一番ドキドキした。

ショタなのに超偉そうで、自分でありすの服を破いておきながら買ってきたり(あれ?既視感?)

木蓮のことを、「たまたまキチェスだっただけ」とぽろりともらす所で、二人の気持ちが一気に崩壊して和解に向かうあたりは何度読んでもこのすれ違い歳の差カップルがかわいくて惚れ惚れする。

結構やんちゃな性格の木蓮より、しとやかで内気なありすの方が好きで可愛かった。

倫×ありす 最強。



ん…?
監禁?
強気なショタ?

バッキンガム…?
忠興…?

そういえば、この「強気なショタ」枠には、バナナフィッシュのシンも、ちょっとショタとは違うかもしれないけどベジータも入ってる。

んんん~~???

こんなところで自分の性癖を確認してしまった。

監禁するとか忠興まんまやん。
服破くとか、バッキンガムやん。





前世組の事件、とてもデリケートな話題だけど、周囲の全員が例の事件を性的暴行として捉えているのに、木蓮だけは違っていて、紫苑に愛されていないんだという、いわば失恋の悲しみで号泣している。
それを女性陣が性的暴行へのショックと涙なんだと頭っから思い込んでいて必死で慰める。

そこの認識の違い、認知の解離がとても印象深かった。

これだけ冷たくされてきているのに、玉欄に求婚された途端に頭の中をいっぱいに占める紫苑の思い出のところ。

大好き。

紫苑は最初から木蓮をずっと対等な人間目線で見ている。
奇跡を起こす云々よりも恵まれた人間という点で自分と対比させているから、キチェスすごーい、という感じではない。
そこが木蓮には重要だったのだろう。

もともと気持ちが(抑えていても)どうしようもなくそっちを向いているから、一線なんか越えたらもうもう、爆発しちゃう。
肝心の当事者である紫苑にさえ暴行の自覚があるのに、木蓮は愛されていないと思って行った行為でも、経てしまえば大好きになってしまう。



なんで玉欄はちょっとキスしようとしただけでもだめ、ちょっとキチェスとして扱っただけでもだめ。
紫苑はあれだけ慢性的にいじめてる上に、暴行の意図をもってヤってもそれはOKなのか。

(なんでイーリーはだめでバッキンガムはOKなのか)

もし玉欄があの強引にキスを迫ったとき、いや!と言われても決行してたらそれは魂を殺す暴行と受け取られているに違いない。
だが紫苑はいや!と言われながらも決行してもOKで暴行とは受け取られない。しかも嫌われててもいいぐらい大好きという。

読んでるこちらとしてはめちゃくちゃよくわかる心理だが…。

確かに言えるのは、こと性的な問題に関してだけはこれほど一人一人違うのもなくて、すべてを自分の枠に当てはめることも、完璧に断罪することも出来ないんだということ。

紫苑は9年間の罰を受けた。迅八が秋海棠を糾弾するところ、正義を振りかざしているようでこれは結構好きだったな。
玉蘭は救いようなく鼻持ちならない奴だったが、迅八はマイルドだしまともで、割と良かった。

いや本当に懐かしい。久しぶりにどっぷりはまったぼく地球世界。



ところで、この友達と一緒にどっぷり「ぼく地球」にハマっていた頃のことだが、友達はサントラを購入して私に貸してくれた。
「テープが擦り切れる」ほど聞いたのだが、そのサントラが、今は何とMP3で販売されている。

神よ…。
なんていい時代になったのでしょうか。

ちなみに、アマゾンで「ぼく地球のサントラ」として出ているのは
☟これなのだが

 
(音楽)溝口 肇(歌)SEIKA/新居 昭乃/浜田 理恵




これの中に、私が最も好きだった

・大貫妙子のありすの歌「月のきざはし」
・新居昭乃のエンジュの歌「Moon Light Anthem  ~槐 1991~」

が二つとも入っていない!!



検索してみたら、どっちもMP3で出ていました。

ストリーミングでさわりだけでも聞くことができるので、ぜひ聴いてみて下さい。
作者が大貫妙子ファンだったということで、ありすはまんま「ありすでございます」という感じなのだが、エンジュの歌がすごくいい。
切なくて綺麗で、当時はヘビロテだった…。

 
大貫妙子 収録アルバム: PURISSIMA



「月のきざはし」が入っている大貫妙子アルバム「PURISSIMA」

 
Akino Arai 収録アルバム: 20th Anniversary Album sora no uta



槐の歌が入っている新居昭乃のアルバム「20th Anniversary Album sora no uta」

懐かしい上に、

忠興×たまとか
バッキンガム×リチャードとか

汎用性が高いところも👍👍👍
(需要あるのか…)


 ≫ 漫画系レビュー記事

 
(白泉社文庫) 日渡早紀(著)
亜梨子(ありす)は植物と交信する能力を持つ高校生。ある日、隣家のイタズラ小学生・輪(りん)を誤ってマンションのベランダから転落させてしまう。奇跡的に回復した輪は、もう一人の自分に覚醒していた…。一方、亜梨子は前世の夢を共有する同級生に出会い…!?




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Ama Mew(天海悠)
Admin: Ama Mew(天海悠)
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