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映画「刀剣乱舞」感想2 映画に出てない歌仙兼定のことばかり熱く語る & 日本号LOVE

2021/09/16
映画レビュー





映画「刀剣乱舞」感想2 映画に出てない歌仙兼定のことばかり熱く語る


最初に書いておきますが、これを映画レビューというのは詐欺です。

 ≫ 映画「刀剣乱舞」感想1 ぜんぜん刀剣男子の話じゃない&下調べばかり



というわけで、そこそこ生半可ではあるけれども知識が一応入ったと思ったところで、刀剣乱舞の本家について少しだけ調べてみる。

もちろん最初に調べたのは 大変外見が好みである三日月宗近さんと、忠興くんの歌仙兼定。

しかし、歌仙兼定については、細川忠興を調べていく過程において、そのネーミングをちょっと疑問視するようになった。




西暦二二〇五年、歴史の改変を目論む歴史修正主義者によって、過去への攻撃が始まった。時の政府により歴史の守護役を命じられた審神者(さにわ)は、かつての刀剣を目覚めさせた。歴史修正主義者が送り込む、時間遡行軍と戦うために。人の形をとったそれらを、“刀剣男士”という。天正十年六月二日京・本能寺。明智光秀が織田信長を襲撃した“本能寺の変”に、歴史改変の魔の手が迫っていたー。(C)2019「映画刀剣乱舞」製作委員会 (C)2015-2019 DMM GAMES/Nitroplus



>>映画の感想記事まとめ



*ここからネタバレを含みます。




忠興は自分が、和歌が下手であることもちゃんと分かっているし、あまり手を出していない。むしろ狂歌の方が好きらしい。
父の藤孝の姉、宮川殿が狂歌の達人だったらしいのだ。
たまの歌の師匠だったと言われている(らしい)が、

・宮川殿は玉造の越中屋敷で同居していて、たまが介護していた。
 (関ケ原前のたま自害事件の時に、宮川殿はたまが逃がしている)
・忠興が狂歌が好き。
・宮川殿は狂歌の達人。

となると、忠興がどこから狂歌に興味を持ったかは自ずと知れようというものだ。

よく考えたら、忠興辞世の句
「皆共が忠義 戦場が恋しきぞ いづれも稀な者どもぞ」
がそもそもほぼ、和歌の体を呈していないし。

すごく忠興らしい。
文化人でありながらも、最後まで無骨な武人としての自分を保っている辞世の句で大好き。



忠興は、和歌は、当初は丸無視し。あとになってちょっとやってみようかなと思ったこともある、ぐらいの方が説明がつく。

(若い頃は和歌に興味がなかった忠興が藤孝に、「和歌をやってみようかな」と言ったら、「おまえごときが自分を越えられるはずないから心配せずにどんどんやれ」的なことを言ったというエピソードが綿考輯録にある。)

・忠興は茶の湯で、父親とは完全に別の路線で一流になっている。
・狂歌好き。
・和歌はあとになってから。しかも下手くそ。

そんな彼が、わざわざ父にかなわないような和歌の三十六歌仙の「歌仙」などという名前を使うだろうか?
見栄とプライドの塊のような人なのに。

そうだ。
「三斎」になったとき、頭を剃ってみたら、父幽斎(藤孝)にそっくりで鏡をみてびっくり仰天した、という手紙を息子忠利に送っていたぞ。
そのときにふざけて「和歌のできない幽斎と思ってくれればよい」と書いてあったはず。
自分は和歌はできない、っていうのを、ふざけてネタにしちゃうような人。



忠興については「三十六人切り捨てたから、三十六歌仙の名前を刀につけたサイコパス」っていう、ヤンデレサイコパスなエピソードの一つに必ず取り上げられてしまう歌仙兼定。

刀剣乱舞での擬人化デザインはめちゃめちゃ物柔らかできれいなので、美しい外見と名前の由来のかみあわなさがかえってサイコパスみを増加させてる。

だが本人が本当にその名前を付けたという記録は残ってないこと。
刀剣というのは、茶器と同じで骨董屋が箔をつけ、価値を吊り上げるためにもどんどん後世に話が盛られていくこと。

などなどを読んでから、歌仙兼定については忠興が本当にそんな名前つけたかどうか、はっきり言ってほとんど信用していない。

永青文庫に飾ってあって説明板がついてても信じないぞー!

そもそも、永青文庫にどかんと飾られている家系図にも、あからさまにおかしい間違いがあったし。
(これは、別サイトでも指摘されていた)

お父さんの古今伝授と、ただおきくんの血生臭いエピソードが一体化して、後世につくられた話なのだろうと想像する。

でも、忠興くんて、こういう風に人がみて「は?サイコ((((;゚Д゚))))ガクブル」と思うようなズレたネーミングセンスをやらかしかねない人でもある。それも事実。

後世に、そういう血なまぐさいお手討ちイメージを与えるような人であることは確かなので、そこに弁論の余地はない。



ここまで長々と語ってきたが、この歌仙兼定はこの映画において出番がないのであった。

何だったんたこの話は……。



投機目的としての刀の話の続きだが、刀は刑場で試し斬りにする。
そこでよく切れたら高値で取引されると宣教師が書いていたと読んで、気持ち悪いなと思っていた。

茶器と刀はこの頃の政治の腐敗や、投機目的の買い取りの温床になってそうだ。

特に古田織部とか、めっちゃやってそう。(偏見?)
芸術促進にはお金がかかるから…。

忠興は目利きでなおかつ、そこまでキツい商売っけのないひとだから、徳川からも重宝されただろう。

夏の陣直前で織部は切腹した。
謀反計画にひとことも弁明しないまま。

織部の切腹事件の原因となった謀反の計画云々の真偽はわからないが、豊臣時代の茶器利権はもう、徳川時代に必要ない、むしろ危険だと判断されたのかもしれない。

このとき織部を捕縛した徳川時代で初代京都所司代の板倉勝重さんの公正さをわたしは評価してるので、本当に謀反の疑いがあったのかもしれない。
すべては闇の中。

こういうのって、ゾクゾクするね!!(ダメな人)





そろそろ、刀剣乱舞映画の話をしろよ。
ごめんなさい、忠興のこととなると、つい熱くなってしまって。

槍先にモコモコしたふさをつけてるのが日本号なんだね♡
可愛い♡

きれいめの男子が多い中で、体格がよくて、豪快で、頼もしそうで、かえって目立つ。
やっぱり福島正則のイメージがあるのでは?

うーん、いいな、日本号!

日本号ばかりをガン見。

やはり、こういうたくさんキャラがいると、どこかにツボにぴったりくる、ひとり、お気に入りが出来るというのが一番ハマる原因となる。

これが噂のA●●商法…!



演じているのは、岩永洋昭さんかあ。
へえ~ベルセルクのガッツの声優もやったのか。イメージぴったりだね。

ついに俳優まで調べ始めた。

福島正則効果、抜群。



いいかげんに映画の話をしよう。

(みじかい上に、ろくなこと書いていないです)

秀吉さん、なんでこう丸い人を日吉にするのさ!
家康かと思ったわ。(八嶋智人さんです)

丸かったりイケメンだったり、少しは痩せてる猿っぽい人がしろよ。
でも信長が死んで眼を輝かせるところはとてもよかったよ☆

信長、光秀は迫力もなく、イメージが薄かった……。
ええっ、信長、山本耕史だった?
ぜんぜん、わからなかった。
日本号をガン見しすぎていたからだろうか。たぶんそうだ。

この三名(信長、秀吉、光秀)の中では、秀吉がいちばん光ってた。

映画としては、なかなか、おもしろい!

秀吉の近習(すごく少ないしテキトーな演出)をじろじろ観察してしまう。

日本号、秀吉のとこで福島正則に会ったりしないのかなあ。
「あんま酒を飲み過ぎんなよ!」
とか、ひとこと言ってやってくれ。

その一言ですごく萌えられる。(なぜ?)

三次元三日月宗近さん、なかなかよかった!
あの超絶美麗な二次元絵にはかなわないのではあるが、そんなことを言ったら実写映画なんてどれも見られない。楽しめた。



しかし、せっかくの

無銘が、実は…………でしたぁー!

という、この超絶☆彡すばらしい☆彡最高な☆彡設定をもっと、もっともっとドラマにからめて劇的に使って欲しかったなあ。

せっかく光秀がそこにいるんだし。
光秀と無銘を再開させてあげて欲しかった。

くりからのエピソードだいすきです。

左馬之助!



最後に、左馬之助の名前を意味もなく連呼して終わる。
まったく刀剣乱舞に関係のない、刀剣乱舞の映画名前詐欺レビューでした。


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Ama Mew(天海悠)
Admin: Ama Mew(天海悠)
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