料亭予定地

薔薇王の葬列 月刊プリンセス(2021年10月号) ネタバレ感想

2021/09/10
漫画レビュー




薔薇王の葬列 月刊プリンセス(2021年10月号) ネタバレ感想

これを書いている直前に、中国がBLを不良文化として排除するというニュースを見てしまい、薔薇王はいったいどのあたりに位置するのか真剣に考えてしまった。

女体化でもないけど、BLでもない。
この曖昧ですばらしき世界よ。


 
(プリンセス・コミックス) 菅野文(著)
互いに描く未来の差に愕然とするバッキンガムは、ティレルにリチャード殺害を命じる。バッキンガムはスタンリーたちの協力を得ようと画策。だが、スタンリー側から信用の代わりに二人の王子を殺すように命じられ……!?


>>菅野文「薔薇王の葬列」の感想まとめ(自分用)


*ここからネタバレを含みます。




ひたすら悲しい回だった。
だんだんリチャードが諦念というか、静かな死の準備に入っているような感じ。

その1:
白いの、生きてたのか!
相当な老齢豚では?
足腰が弱っているのでは。


その2:
小エドに渡したのは、リチャードが赤エドからもらったやつーー!!!
あの胸キュンエピソードの、若かりし頃の思い出!
ずっと持ってたのかーーーー!!!

大興奮。

あの頃、まだバッキンガムはおこちゃまだったし、どちゃくそ赤エド推しだった。
実の父親とリチャードのアレコレを妄想して嫉妬する所とか、すっごくいいなと思ってた(変態嗜好)


その3:
これほど長い仲でありながら、ついにアンは最後までリチャードの心にも体にも、核心には近づかなかったけどもう、いいって感じ。
そばにいるだけでいい。
そういう、決して肉薄はしないけれど、言葉にも出さないけど、静かで確かなお互いの愛情というのもあるんだなと思った。
達観。


その4:
エリザベスちゃんが戻ってきた。
アンに送るはずだった豪華な服、結局エリザベスちゃんにあげてしまって、アンの遺言?どおり、リチャード着てやれよと思ったけど、もう見せる対象がいないのでそこはいいのかな。

バッキンガムに見てもらえなければどうしようもなかったかも。
バッキンガム亡きあとは(自分で引導渡したんだけど)、興味なくなってしまったのかも。


その5:
もうりちゃさん、何もないから。
せめてエリザベスちゃんの存在が心の安らぎになりますように。

正直、この二人なら結婚してもいい。
(どうせHはできないし)

最後にせめてケイツビーが報われてほしいような気がするけど、
満面の笑みで「(ずっとそばにいてくれて)ありがとう」とか言われてもそれはそれで生殺し。
拒否ったケイツビー、拒否られたリチャードよりも千倍かわいそうすぎるけど、彼はリチャードのそばにいるだけで報われる男なので。


その6:
糞ビッチおかあさま。
原作とどっちがビッチだろうか。
これはちょっと、わからないなあ。

薔薇王の糞ビッチおかあさまは、首尾一貫、初志貫徹。
ブレてないから、そういう意味では悪役として安心感がある。

原作のおかあさまは、リチャードのことを本気で憎んでた。
(もちろんリチャードも美貌じゃないしふたなりでもない)
その憎しみには正当性があるのに、その当のリチャードから懇願されて、ふっと気が変わる恐ろしさ。
甘い誘惑に突然、180度転換してしまう人間の怖さという意味では、やはり原作の凄みはさすがだ。
この場合、アンもそうだった。口説かれているうちに、ふっとその気になってしまう。
人間的魅力、説得力、人のもともと持つもって生まれた力のようなものは、醜さなどとは関係ないんだよなとも思った。


その7:
エリザベスちゃんと小エドが結ばれればいいという妄想予想ははずれたけど、小エドが病気なら仕方ないよね。
もう、バッキンガムが死んでしまったから、あとはすべての結末を受け入れるよ。
(賢者モード)


その8:
二次創作を本誌でやるのがもう本当にすごい。
バッキンガムを出してくれえええ




>>菅野文「薔薇王の葬列」の感想まとめ(自分用)

漫画系レビュー記事のまとめ

 
(プリンセス・コミックス) 菅野文(著)
中世イングランド。白薔薇のヨークと赤薔薇のランカスターの両家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代…。ヨーク家の三男・リチャードにはある秘密があった。それは、男女両方の性を持つということ。己を呪うリチャードは残酷な運命に導かれ、悪にも手を染めていくが……!? シェイクスピアの史劇「リチャード三世」を原案に描かれる禁断のダーク・ファンタジー!!


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