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映画「竜とそばかすの姫」 初見レビュー & 毒舌メガネちゃんの素性について

2021/07/29
映画レビュー




映画「竜とそばかすの姫」 初見レビュー & 毒舌メガネちゃんの素性について



この映画、歌を一度聞いた瞬間に、
よし、見に行こう!
と思ったけれど、えっらい前評判が悪い。

そんなになの?

バケモノの子は良かったのに。

よーし、前調べしよう。

実際に見ると、言われてるのと全然違ったわ~ということもあるので、迷っているときにネタバレ検索はけっこうよくやる。

 
Kindle版 細田 守 (著)
高知の田舎町で父と暮らす17歳の高校生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、現実世界では心を閉ざしていた。ある日、親友に誘われたことをきっかけに“もうひとつの現実”と呼ばれるインターネット上の超巨大仮想空間〈U〉に「ベル」というアバターで参加することに。


>>映画の感想記事まとめ



*ここからネタバレを含みます。




結果。

目の前に今溺れそうな児童がいるとすれば助けずにはいられない母性を、母を奪われたものとして子供の立場からは許すことができなかった。父は母性の代わりをすることができなくてそこに すずの求めるものはなかった。歌も奪われ、なにもないと思っていたからっぽの自分、仮想空間でディーバとしての自分を手に入れて承認欲求が満たされた時、龍の孤独に対して、歌とともに暖かく包み込む。母としての思いを自分が追体験することによって失われた子供時代を保管し、自分を見捨てた母のことを心から許すことができるようになった。

というお話なのかなあ~と思った。

(未見)



こうやってあらすじだけさらって、わかったような気になっても、見ると全く違う感想を抱いたりするもの。

しかし、ちょっと今時間がないからなぁ、なんて思っていたら、
妹子にひきずるように連れて行かれてしまった。

まだ、シンエヴァも、ハサウェイすら見れていないのに……。



結果。
もういまさら、わたしがこんなこと言うまでもないけれど
歌は、想像以上にすばらしい。

うっとりだわ~。
映画の歌って、ツボにはまると本当に盛り上がるわ~。


そして、色々と惜しい作品。
色々と酷評されているのもよくわかった。

後半は確かにグダグダで、途中までは良かったのに、収集しきれずに終わった感はある。

ただ、自分としてものすごい違和感はそれほどなかった。
んっ?て思った所をあげつらっていくと、文句みたいになってしまうけれど、普通に良かった。



・「U」は1度だけなの?レア感はんぱない!
プロメアだって、「マハリ ユワレ ガライェ サヴァラレ」の「覚醒」」は、盛り上がりで何度も使ってた。

途中からスローバラードが多かったので、(いや、そのバラードが超すばらしいけども)盛り上げるためにもアップテンポの曲もう一回ぐらい劇中歌でほしかった。

・これだけボカロが認知されている世の中なのだから、もっと振り付け入れても良いじゃない?
妹子「衣装が華々しいのであれでいい」

・しのぶくんのキャラ惜しい!
もうちょっと彼について知りたかった。

・ディーバとして成り上がっていく所や、コンサートシーンがもっと見たい。
そこでの、毒舌メガネちゃんの手腕をもっとくわしく見せて欲しかった。
くわしく。



このような、「こうだったらな~」が随所にみられる所が、低評価につながっているのではあるまいか。

ああだったらなあ、こうだったらなあというのはやはり、期待値が高いのだ。

俳優声優についてはあまり意見なし。
こういうものだと思って見た。

また、生体認証でアカウント一つしか作れないうえに、アバターも作れない、キャンセルもできないSNSは、あまり流行らないのではないか?
でもそんなこと考えちゃいけない。

仮想世界の表現にしろ、リアルでのデジタル機器の扱い方も、とても見どころがあった。
そこがメインではないかというぐらい。

特に、シミュレーションゲーム風にクラスラインでの炎上を防ぐ所は、声を出して笑いそうになった。面白かった!

地方の景色がとても美しい。

過疎地の表現が~などは考えない。これはエンタメ。
スクリーンの大画面で見ると、うっとりした。

これは、たしかに粗はいろいろある。

あるかもしれないが、間違いなく映画館向きの作品だ。
すすめている人がみな、映画館で見るべし!と言っている。

シナリオがすばらしく良くても、いや、じゃあAmazonプライムで、なんてなってしまうこともあるし、これは映画館でなければ味わえない。

それはアリなんじゃないか。





ちょっと気になったのは、妹子もわたしも、特にお気に入りの毒舌ちゃん。

サマーウォーズの佐久間+プロメアのルチア

……てきな立場で、黒板いっぱいに数式を書いたり毒を吐きながら、すずをプロデュースした(らしき)気配を見せたり、グループライン炎上を、デジタル音痴な先生なんてとてもできないであろうほどあまりにも的確な指示で助けてくれたりと、お話を盛り上げてくれる。

(その技術があれば独自で何らかのハッキングすることもできたのでは……?)
などという、一抹の疑問がかすめつつも、スルー。

しかし、毒舌めがねちゃんが、これでもかと巨大ディスプレイをでかでかと飾っているご自宅は
ずいぶんご立派な歴史あるお屋敷ですね。

後ろでなんだかデジタルに弱そうな親に心配な顔をされて
「ほーっほっほっほ、ほっ?」
てなってるところとか、面白かった!

って、おっ?おおおお?

画面に一瞬、ガンバとカワウソの冒険が映ったーーー!!!

わたし(映画館を出てから)「妹子ーー!『ガンバとカワウソの冒険』があったよね」
妹子「嘘!どこで!?」

→ガンバとカワウソの冒険については、児童書ブログの方に載せました。
興味のある方はこちらへどうぞ。

竜とそばかすの姫に「ガンバとカワウソの冒険」が! - ~珠玉の児童書の世界~

竜とそばかすの姫に「ガンバとカワウソの冒険」が映ったその一瞬を、私は見逃しませんでした。



改めてじっくりと思い返してみると、毒舌メガネちゃんの実家、古い門構えの日本家屋であり、(もちろん本もたくさんあったが)古い伝統ある武家のおうちのような感じ。

妹子「サマーウォーズの主人公とお友達、とかぶってるよね。あれの女の子版だよね」
わたし「ああ、そうかもね」

色々とサマーウォーズかぶせてくるなあ。

わたし(土佐だから、山内一豊の山内家?それとも、これは長曾我部の末裔か?)
ぐらいは、映画を見ながらも考えていた。

「毒舌メガネちゃん」ヒロちゃんの本名は別役弘香とのことなので、かわった苗字だ。

これは、何かある!

苗字由来ネットで別役さんを検索
苗字由来ネット 「別役」

「べっちゃく」なのか、「べつやく」なのか、これだけの情報ではわからないなあ。
映画の中で、名前を呼んでいたかな?

「ヒロちゃん」としかわからなかったし、観ているこっちはすでに早い段階で毒舌メガネとしか認識してなかった。

説明によればこうだ。

現高知県である土佐国香美郡別役村が起源(ルーツ)である、古代氏族であり、美努(みの)王の妻県犬養(あがたのいぬかい)三千代が橘宿禰(すくね)の氏姓を与えられることに始まる橘氏(あるいは在原氏)、香宗我部家に仕える臣下。 


この記述、これはテンション上がるわ~!

香宗我部氏ですって!

はじめて聞く名前だ。
長曾我部と似ている。

さらに検索。この時点で私のクロームはこんな状態になっていた。

etc001.png





なかでも、Japaaanマガジンの記事が完結にまとまっていて、わかりやすかった。



別ルートの祖先をもつ同地域の二つの氏族なのか。

香宗我部は長曾我部よりも古い家柄っぽく、さらに(言い方は悪いけど)戦国時代のあの長曾我部に、養子縁組で乗っ取られる形になってしまったようだ。

(あとで聞いてみたら、ガチ歴史勢のだんなはさすがに、香宗我部家のことも知っていた。ただ、「長曾我部の弟でしょ?」という認識だった。)

やっぱりこの毒舌メガネちゃんは、格式の高い武将の子孫なのか!

結論:毒舌メガネちゃんは、香宗我部氏から続いて、長曾我部系の殿様に仕えていた一族の末裔である。





ちょっと今回、めがねちゃんにばかり、全力で注視してしまったので、レビューはまた続くかもしれません。


「竜とそばかすの姫」 レビュー2 惜しすぎるアンバランスさ



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