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【麒麟がくる】#41-2 「月にのぼる者」感想【大河ドラマ】

2021/01/23
ドラマレビュー




大河「麒麟がくる」 ネタバレ感想 #41-2 「月にのぼる者」

>>「麒麟がくる」感想#41-1

明智光秀を通して描かれる戦国絵巻。仁のある政治をする為政者が現れると降り立つ聖なる獣・麒麟(きりん)を呼ぶのは、一体どの戦国武将なのか…新たな時代の大河ドラマが今始まる!(C)NHK


 ≫ 「麒麟がくる」感想記事


*ここからネタバレを含みます。






だんな「前久さまだ!」
わたし「あー鼓の音が聞こえると思ったわ」

しかし安土城…広い!
ソーシャルディスタンスばっちりだ。
背後の金地に黒い模様が何とも重厚で美しい…。

前久はずけずけ言うな。
このひねた感じがよい。めっちゃキャラ立ってる。

「人の心がついてこねば」

十兵衛、絶妙に皮肉をぶっ込んできた。

最近は耳障りのいい秀吉の持ち上げしか聞いていなかったのだろう。
ここまでのぼり詰めてしまうと絶対にそうなってしまう。
愛やら承認欲求やらに餓えていればなおさらだ。

それが権力の怖さだ。

家康のように、時の権力者次々と見てきたようなタイプは、そこのところを多分しっかりと見極めていたと思われる。

項羽と劉邦の劉邦とかもそうじゃないですか。
天下を取れる条件のひとつ、「下の苦言をしっかり聞けること」って言うじゃないですか。
上になればなるほど、謙虚に過ぎるということはない。
溺れずにしっかり自分を律する鉄の意志が必要だ。
これから天下を取ろうと思う人は覚えておいたほうがいいよ☆(誰やねん)

信長がべらべら話す、自分を褒めている言葉がいかにも秀吉があの大げさっぽく言ってるんだろうなと考えさせるところがすごい。

信長だけじゃなくて秀吉との関係性もバッチリと…

信長「もう良い!」

地雷をぞんざいに扱う信長やばい。
投げ出しそうにしたりするたびにハラハラする。
(もう平蜘蛛が地雷にしか見えていない)

多分だけど、一度水をさされてから、平蜘蛛が嫌いになったのかも。
十兵衛が自分よりも優先して嘘をついたりしたから。

十兵衛の中で、一瞬でも「信長<平蜘蛛」になってしまったのを、憎んでいるのかも。

(何というオタク思考…唐突に腐る)



十兵衛が、地雷に気付いた平蜘蛛を渡したのはなぜだったのかな?

もう、信長にバレてしまったのがわかった以上、渡すしかなかったんだろうか。
渡すとあれば、十兵衛にのこった真心のすべてをこめて渡したんだろう。

本音を全部、話した。

だけど、父親のいさめには、肥大した子どもの自我は耳を傾けないもの。
母に見捨てられ、今は帰蝶にも捨てられた。

その理由がお前にあるって言われても、すなおには聞けないわ。

待てよ?

ここまで信長も、何も言わずに黙っていたということはですよ?
光秀を責めることもなく、愉快に前久さんと鼓を打とうなんてしている、ということは、もしかすると「あやつは松永とは長い仲であったことだし、十兵衛になら取られても仕方ない」ぐらい思っていたのかもしれない。

(妄想です)

それを、十兵衛の方も、信長に気付かれたことが分かったからって、こんなやり方で正論と共にぐいぐいと押し出してくる。
申し訳なかったとか後悔したとか言いながらも、全くそんな気配がない。

これぞお前のためとでも言いたげに、大人の上から目線で押し出してくる、

十兵衛の方はというと、最初からあれこれとなく信長のあらは目に付いていたはず。

しかも光秀って、割と親切には親切を、仇には仇というところがあり、情熱に対しては受け身だ。
自分から積極的に情熱を傾けて人を好きになるよりは、理性が先にかっているタイプ。

何よりも優先されるのは大義と正義とこの世の平和。

でも信長はそういうの抜きにして、何の理由もなく自分を愛してほしい。
そういう思いにずっと焦がれてきた人だ。

自分は十兵衛への愛♡のために、平蜘蛛をあきらめて許したのに(注:妄想です)、そんな心も知らずにこんな風に逆に自分を諌めてくる。
素直に聞けるはずもない。





「城を美しく飾るだけでは人はついてまいりません」

今、信長にとって唯一の誇りであり形である、安土をあてこすり、汚された。

光秀にとっては真心だったかもしれない。
でもその真心は、天下のための、平らかな世、おおきな世のためのまごころであって、信長個人に向いていない。
信長だって、こうなってみれば、むしろ今さら平蜘蛛なんて出されない方が良かったと思うだろう。

十兵衛としては、どこかで自分の心に折り合いをつけたはず。
やっぱり自分の主は信長である以上、松永の思い♡を断ち切っても、これは信長に渡さねばならないと思ったのだろう。
そのかわり、言いたいことは全部言わせてもらうみたいな感じで考えた結果ではなかろうか。

結果、如何せん今までの信長の微妙な所が目についてるだけに、「そこどうなの?」といった今まで十兵衛の中で引っかかってきたことが、顔にも態度にも全部出てしまった。

この広い安土城で、信長の孤独が突き刺さる。

そんな信長が、上手だった!
素晴らしい。
つまり大変良いシーンでした。



王維か~。

君にすすむ更に尽くせ一杯の酒、とか好きだった記憶がある。
何かの全集に入っていた唐詩系で読んだ記憶がある。
でもそれが十兵衛の読んでいた「問君何所之」につながらない...。

十兵衛は色んな人に、尋ねてきたからな「あなたの思う平らかな世とは」
知らず知らずのうちに、見定めようとしている。

お美しい帝さまから

「なまえは」
「はなしは」
「それからどうした」

桂男の口頭テスト。

プレッシャーはんぱない。
挙句の果てに「信長はどうか」

帰って来るものはなかった=死んだ
...ということ...?


ああ、これは、月が帝だ!
トップに昇りつめようと企むのだ!
うまいわぁ。

「道を間違えたら…」

圧がかかる。

これは何となく、本能寺に向かうのは誰が黒幕ということはなくて、全体の同調圧力か。
帝しかり、家康しかり、松永、たぶん佐久間も、みんなの信長ないわ~という空気になって、担ぎ上げたこともあるし、その責任と呪いと祟りを(真面目だから)十兵衛が一身に引き受ける、そして最後に松永久秀の仕掛けた地雷型茶器、平蜘蛛が爆発して本能寺の狼煙を上げると、そういうパターンになりそうと予想する。
(毎回予想はするけどあたらないもので...)
たまは嫁いだけど、忠興は出なかった。

わたし「仕上げてきたな!本能寺に向けて!」
だんな「うむ」



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