料亭予定地

私のデジタル本棚 懐かしの「ぼくの地球を守って」

2019/06/05
漫画レビュー




冒頭に宣伝入れとこ。
うちは、ebookjapan前提で話してますから。


【ebookjapan】取り扱い冊数60万冊を超える国内最大級の電子書籍販売サービス

電子書籍はサービスが出はじめた頃から注目していて、あれこれ入れた結果、ebookに落ち着いている。
めちゃコミックRenta!まんが王国U-NEXTキンドルグーグルブックスも試した。
koboはまだです。すまん楽天)

正直、結局お値段はどこも同じようなものなんだよね。

定額サービスは、私のように繁忙期に入ったり気分のムラがあって全然触れなくなったりという人にはおいしくない。
あとは無料サービスがどこまで充実しているのかどうか、そのサービス単体で読みたい本持ってるかぐらいの違いだと思う。
電子書籍サービスがお抱えの漫画家を持って、そこでしか読ませません!というのはやめてほしいなーと思っている。

わたしは昔からのYahoo!腐れ縁なので、ヤフコミをずっと使っていた。
で、ヤフコミのサービスがebookjapanトに移行するのと同時に、そちらに移行した。

立ち読みと無料だけでもかなり楽しめる。
(別にプレミアム会員じゃなくても立ち読みと無料できます)

たいへんせこいのだが、1巻ごとに少しずつ立ち読みを読んでいく。
長い巻だと冒頭の立ち読みと説明文で流れがわかる時がある。

ここは読みたいなと思った巻は買い、良いなと思うと大人買いする、みたいなやり方だ。
立ち読みで手さぐり出来るので、完全にビニールがかかってしまっている書店よりは手さぐりしやすい。

現在の爆推しはこちら薔薇王の葬列(ちなみに10巻)

薔薇王の葬列 10巻

作者: 菅野文
出版社: プリンセス
レーベル: 秋田書店

エドワード王が倒れ、混乱する王宮。“未来”を考えなくてはならない事態に皆は……!? そして、執拗に狙われるリチャードの身体の秘密は、ついに暴かれてしまうのか!? 裏切りと契りの果てに覚醒したリチャードの進撃が始まろうとしていた…。



10巻だけでも買う価値がありますよー!
と一応宣伝しておく。


…そういえば今日は「ぼく地球」のあれこれを書き綴ってたブログの再録を転載しようと思ってたんだった。
題名にまでしたのに、あやうく忘れる所だった。







読んだ漫画は数あれど、なんとなく、どれを紹介するかなあと迷っている間に時間が過ぎてしまう。
何かきっかけがないと紹介しにくい。

というわけで、困った時の再録で、以前エキサイトブログで紹介した古いなつかし漫画「ぼくの地球を守って」を再録からレビューしてみる。

ぼくの地球を守って

作者: 日渡早紀
出版社: 白泉社
レーベル: 花とゆめコミックス

亜梨子(ありす)は植物と交信する能力を持つ高校生。ある日、隣家のイタズラ小学生・輪(りん)を誤ってマンションのベランダから転落させてしまう。奇跡的に回復した輪は、もう一人の自分に覚醒していた…。一方、亜梨子は前世の夢を共有する同級生に出会い…!?



懐かしい!懐かしすぎる!
最初にブログに乗せた時からまた時間がたっている気がする。
色あせない名作だ。


【ここから再録、ネタバレです!】

ぼく地球、ものすごく久しぶりに読み返した。
実家片付けの過去の遺物。だけど読み返してみてやっぱり面白いわ~、力のある漫画だわ~。

読んでた当時は、紫苑よりも誰よりも断然、輪くん。
私は輪くん派。
友達によく
「落ち着いてゆうちゃん、相手は小学生!小学生なんだよー!!」
と言われたもの。

いやいや、輪くんはめっちゃカッコいい。
暴れてる時も、やんちゃ坊主な時も、策士な時も、病んでるときもカッコいい。

過酷な記憶と過去を小さな体に詰め込んだ超能力小学生。
田口に敵対するヤクザを動かし、ありすもを拉致させて監禁して云々の下りが好きだった。
紫苑と木蓮のどんなラブシーンよりも、輪くんのキスに一番ドキドキした。

ショタなのに超偉そうで、自分でありすの服を破いておきながら買ってきたり(あれ?既視感?)
輪くんがありすに「どうせキチェスとしての私しか必要としてないんでしょ」と責められて動揺し、「君がたまたまキチェスだっただけ」とぽろりともらす。
ここから二人の気持ちが一気に崩壊して和解に向かうあたりは、何度読んでもこのすれ違い歳の差カップルがかわいくて惚れ惚れする。

結構やんちゃな性格の木蓮より、しとやかで内気なありすの方が好きで可愛かった。




前世組、とてもデリケートな話題だけど、周囲の全員が例の事件を性的暴行として捉えているのに、木蓮だけは違っていて、紫苑に愛されていないんだという、いわば失恋の悲しみで号泣している。
それを女性陣が性的暴行へのショックと涙なんだと頭っから思い込んでいて必死で慰める。
そこの認識の違い、認知の解離がとても印象深かった。

これだけ冷たくされてきているのに、玉欄に求婚された途端に頭の中をいっぱいに占める紫苑の思い出のとこ大好き。
感覚は置いといても、紫苑は最初から木蓮をずっと対等な人間目線で見ているよな。

奇跡を起こす云々よりも恵まれた人間という点で自分と対比させている。
だから紫苑は常に「キチェスすごおい」という感じではない。
そこが木蓮には重要だったのだろう。

もともと抑えていた気持ちはどうしようもなく、そっちを向いているから、一線なんか越えたらもう、気持ちは爆発しちゃう。
肝心の当事者である紫苑にさえ暴行の自覚があるのに、木蓮は愛されていないと思って行った行為でも、経てしまえば大好きになってしまう。

なんで玉欄はちょっとキスしようとしただけでもだめ、ちょっとキチェスとして扱っただけでもだめ。
紫苑はあれだけ慢性的にいじめてる上に、暴行の意図をもってやってもそれはOKなのか。

これを説明することは絶対にできない。
そして、肯定することも否定することもできない。
まさに神秘の領域。

もし玉欄があの強引にキスを迫ったとき、いや!と言われても決行してたらそれは魂を殺す暴行と受け取られているに違いない。
だが紫苑はいや!と言われながらも決行してもOKで暴行とは受け取られない。しかも嫌われててもいいぐらい大好きという。

読んでるこちらとしてはめちゃくちゃよくわかる心理だが…。
確かに言えるのは、こと性的な問題に関してだけはこれほど一人一人違うのもなくて、すべてを自分の枠に当てはめることも、完璧に断罪することも出来ないということ。

紫苑は9年間の罰を受けた。迅八が秋海棠を糾弾するところ、正義を振りかざしているようでこれは結構好きだったな。
玉蘭は救いようなく鼻持ちならない奴だったが、迅八はマイルドだしまともで、割と良かった。

いや本当に懐かしい。久しぶりにどっぷりはまったぼく地球世界。
しかし、続編は見ない、見ないぞ~!我慢!
イメージを壊したくない。

【再録はここまで】


日渡早紀は「記憶鮮明」あたりの短編集がとても出来が良くて好きだった。

超能力もののSF作品は当時大流行だった。
古くは超人ロック、萩尾望都や竹宮惠子作品、赤い牙、ほかにも思い出せないだけでとにかくいっぱいあった気がする。
隆盛を誇っていた記憶がある。

割と泥臭い昭和作品の中で、日渡早紀わりとスタイリッシュでぴしっと話もまとまっていて、記憶鮮明はかなり好きな一作。

電子書籍~~ありがとう!
記憶鮮明

作者: 日渡早紀
出版社: 白泉社
レーベル: 別冊花とゆめ

クローン技術やESP(超能力)が一般化した近未来、謎の連続爆破事件の捜査の鍵を握るのは…? 大ヒットコミック『ぼくの地球を守って』と世界観を共有する『記憶鮮明』シリーズ5作品がこの1冊に!!





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Ama Mew(天海悠)
Admin: Ama Mew(天海悠)
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