料亭予定地

こねことオコジョ【兄妹ねこシリーズ】

2020/04/22
短編小説




前書き:比較的こなれている方だが、わたしが半分ほど手を入れたからか、あまり面白くない。

まあまあ、妹子の中では「ぶんなぐる」とかは漫画的な意味しかないのであって
とにかく、お兄ちゃんねこの「そとづらのよさ」が一番のポイントのようです。

オコジョはちゃおの「ひかりオンステージ!」に出てきた、スープを作るのが上手なオコジョから連想したらしい。

兄妹ねこシリーズの第四弾。(2020.04.10付)



>>兄妹ねこシリーズほか 妹子の創作







◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


こねこ と オコジョ



こねこは広い野っぱらで遊んでました。
あっちにとんだり、こっちにはねたり
広くって楽しくって
すずしくって
なにもかもめずらしくって
はねるたびにまえあしとおはなの先が
ぴかぴか光ります。

どこからか
いいにおいがしてきました。

こねこは鼻をひこひこさせて
右をみて、また左をみました。
においにつられてふらふらと
歩いていくと、川が流れていて
川原にひとつ、屋台がありました
白くってひょろながい
いたちに似たどうぶつが
何かをしきりとかきまぜています

屋台の上には大きな文字で
北海道名物みるくらーめん
と書いてありました。

こねこが目をまるくして
口もまるく開けて見ていると
そのどうぶつは
やあこんにちは
ぼくはオコジョです
とあいさつしてから
こねこに聞きました。

「たべてみるかね」

こねこは正直、そんなに
おいしくなさそうだと思いました。
でもしつれいなので
おそるおそる一口食べてみますと

おいしい!

「おいしいかね」
すごくおいしかったのです。

こねこがむちゅうになって食べたので
オコジョはおかわりをよそってくれました。

食べおわるが早いか、また
オコジョはおかわりをよそってくれます。

とちゅうでこねこはお腹いっぱいに
なってしまいました。

ちらっと上を見上げると
オコジョが目をきらきらさせて
じーっとこちらを見ています。

こねこはまたひとくち食べましたが
どうとうおなかがふくれて
パンパンになってしまいました。

もうこれ以上食べられない
でも言えない
どうしようと思って困っていると、
だしぬけにお兄ちゃんねこがやってきました

おにいちゃんねこはだまったまま
こねこのうつわを取り上げると
残りのラーメンを全部食べてしまいました。

そしてオコジョがおかわりをよそう前に、
おはしを合わせて置いて
きちんと手を合わせました。

「ごちそうさまでした。
すごくおいしかったです。ありがとうございました」

おにいちゃんねこはオコジョにうつわをかえしました。
ていねいに礼をして、
ていねいにあいさつしました。

「申し訳ございませんでした。妹が失礼いたしました」

と言いながら後ろの手でゴキンゴキンと殴って、
こねこは目から星が出ました。

帰り道にこねこは
あのオコジョと友達になりたい
って言ったけれど、
お兄ちゃんがぶん殴って
家に連れ戻しました。

「ろくに出されたものも全部
ちゃんと食べれないくせに、友達になれるかよ!
毎回おれにラーメンぜんぶ食わせる気か!」

こねこはお兄ちゃんに首をつかまれて
家に帰る間じゅう、
さんざんお説教をされました。





おしまい







>>兄妹ねこシリーズほか 妹子の創作




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Ama Mew(天海悠)
Admin: Ama Mew(天海悠)
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富野信者。イクニ。古典。児童書。
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