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「麒麟がくる」#14 感想【大河ドラマ】

2020/04/19
ドラマレビュー




大河「麒麟がくる」 ネタバレ感想 #14「聖徳寺の会見」


麒麟が平和をもたらす天下人を見定めた、という風よりも
「中間管理職のストレスを一身に集めたような人生だった」
みたいな結論になるのだろうか。

今はありとあらゆるアクの強い人たちに、振り回されるだけ振り回されるみたいな十兵衛になってるけど…。

明智光秀を通して描かれる戦国絵巻。仁のある政治をする為政者が現れると降り立つ聖なる獣・麒麟(きりん)を呼ぶのは、一体どの戦国武将なのか…新たな時代の大河ドラマが今始まる!(C)NHK


 ≫ 「麒麟がくる」感想記事


*ここからネタバレを含みます。






信長、マムシどのが行列を見ていることをまるで知っているような目つきで見る。

やはり、この信長、只者ではないな!
帰蝶に言われたまま従う奴ではない。
マムシさま、しばし呆然。

「見極める目付き」になってる十兵衛がかっこいいですよ。

いいですね、いいですね!
これぞ日曜日ってかんじがするね!!

最近、コロナのせいで日常感覚が消えて現実感もなくなっていたから、麒麟の世界に入ると、さっとまともな世界に引き戻されていく感じがする。

だんな「前田利家だ!佐々成正!」
わたし「犬千代じゃなかったね」
だんな「小姓として入ってきたか?ムッ…雪斎が出るのに義元が出ないとは…」



会見シーン。
待たされてイライラしてるマムシどの。
扇子をパシンパシン。

わたし「美濃模様の着物が」
だんな「斎藤の家紋なんだよっ」
わたし「十兵衛だけ異常に青い」

出た!信長、黄色で来たか。

だんな「こっちは織田の桐だよ。織田木瓜(おだもっこう)」



彼はこっちの父親に息子として認められるのかな。
とぼけた感じで帰蝶の名前を出す。

信長「わたしが打ち取られてしまうのではと」

さっと場に緊張が走る。
とぼけるマムシ殿に、帰蝶が帰蝶がと、どんどん手の内を開いて見せていく信長。
嘘は言ってない。

「帰蝶の手の内で踊るたわけでございます」

周囲がたわけの一言に笑う中で、たったひとり、ものすごい緊張して笑わない十兵衛。
第六天魔王の気配を感じているんですね。
よくわかります。


誰か来る。
だんな「いぬとくらだ」
わたし「????」

前田利家と佐々成政!犬千代と内蔵助(?)か。
それでいぬとくら?
ここで二人並ぶんだ。

信長「三男、四男のはぐれものにございます」

わたし「そうなの?」
だんな「うん」

信長「はぐれものは失うものがございませぬゆえ」

こっちに用意してあるのは銃だけじゃないぜ。
下手なことするとただじゃおかねえぞ、な気迫がすごい!

はぐれものの話から絶妙にマムシ殿を持ち上げつつ、未来の絵を描いてみせる信長。

マムシどの「たわけじゃが、見事なたわけじゃ」

信長、マムシどのにしっかり認められた。

すごい脚本が見事だなあ~~~~!!!
こういう大河を見たかったなあ~~~~!!!




やっと出番が来た煕子さん。
あまりにも存在感がなさすぎた。

わたし「もう百年この家にいるぐらい馴染んでるお嫁さま」
だんな「百年もいたら死んでるだろ!」

と思ったら、このお嫁さま、いきなりパンチかましてきた。

煕子さん「帰蝶さまは十兵衛さまがお好きですから」
十兵衛「(がふっ)」

さらっと嫁と母からはっきり言われる十兵衛。
しかも、本当は帰蝶は十兵衛と結婚したかったんじゃないのとまで言われる。
そこまで言われる。
「お嫁においで」のロマンは何処へ…。



駒ちゃん!駒ちゃんだ!
やっぱり駒ちゃんは元気でハキハキしてるのがいいな。
元気になって安心し東庵先生。

このちょろっと入ったお店の内装がすごい。
めっちゃ本物っぽい。汚れはともかく。

菊丸再登場。
わたし「きこっぴ?りゅうたん?」
りゅうたんは竜胆か?
薬の名前のようだが…。よくわからなかった。
(検索しても出てこなかった)

だんな「秀吉じゃん」
わたし「あっほんとだ」
だんな「『(のちの豊臣秀吉)』とかって、いちいちかっこいらない(怒)」

あー怪我してるから、ここで関係が出来るという茶番劇だった。
私がそこはかとなく秀吉に態度が悪いのは、十兵衛の敵だからです。
けっして佐々木蔵之介が嫌いなのではないです。

だんな「かっこよくなる前のワーワー言ってる善逸ターンと一緒だよ」
わたし「はははははは」

菊丸、何か嫉妬してる?
駒ちゃんと菊丸、くっつくのかな?
しかし草の者とは駒ちゃんが苦労すると思うが…。

はっ、しかし駒ちゃんは軽業師仕込みの身体能力にすぐれていた。
まさか駒ちゃんもくのいち路線に!?
真田丸のきりちゃんふたたびか。

だんな「東庵先生と雪斎か」

針を打ってる…んだけど…。
すごい…きんにく武将だな…。
何というか、「筋肉はマッスル」みたいなお坊さま。
こんな雪斎、初めて見たな。
もう年なんだけどとか寿命がみたいな話してるんだけど、殺しても死にそうにないマッスル雪斎。





木刀ふるのも一筋縄では行かない表情を見せる染谷信長。
いい役者!

信長の村木砦にやらされそうな十兵衛。
道三と義龍の言い争いをハラハラして見守る。

「したたかで無垢で底知れぬ野心が見える」
こんなに道三が褒めるとは…。
これだけほめない人だからこそ、その褒めことばが義龍の心に刺さる。

「まるで昔のわしを見るようだ」

あれっ?
マムシどの、信長をほめるようで自分を↑アゲ↑たな?

義龍の顔がピクピク。

しかし、あれだけ面と向かって「お前は父ではない」なんて言ってるのに、信長に対して嫉妬するとは、これが複雑な子供の心理だ。
わがまま、おいたはするし、全力で親を傷つけよう(超えようとするあがきなのではあるけど)として来るけど、ほかの奴をほめるのは我慢ならない。
これが親子というものだ。

あちらにも捨てられ、こちらでも嫉妬…。
ここでどうする、義龍!と思ったら!

十兵衛に投げてきたー!!

みんなに見られて十兵衛、からだがよけてる。

十兵衛、ここでどうする?どう逃げる?

と思ったら、理論で攻めてきた。
地政学的まっとうな意見、完全なる正論で来るから、マムシどのも責められない上に、義龍の顔も立てる。
うまく逃げた中間管理職!

義龍、食い下がる。
「十兵衛の気持ちを知りたい!」

私「……………」

困ってる中間管理職「いずれおぬしが(跡目は)継ぐものと思うていた」
逃げの一手。



あっちにもこっちにも板挟みでいたたまれない十兵衛が、村木砦で(ちゃんと行ったんだ)ワクワクしてる子供みたいな顔が印象に残る笑顔だったなあ。
ガンマニア?銃ヲタ?

ここで、信長がかぶってる具足を「これ信長の兜?」と聞いたのがまずかった。
やばいだんなのかぶとの火が付いちゃった。

ずーーーーーっと喋ってる。



深芳野、今日は楽しそうだな…と思った瞬間にすうっと消えた!!

わたし「えっ死んだ?」
だんな「ん?」(まだかぶとについてしゃべってて見てなかった)
わたし「めっちゃ死んだっぽい感じだったけど?。すうっと消えた。妖怪っぽいね、最初っから」
だんな「歴史上もそういう人なんだよ」
わたし「身を投げた?身を投げたの?何で?(混乱)」
だんな「わ…わからない」

死に顔がめっちゃ笑ってるアルカイックスマイル。
これはちょっと、正気を失った感じの描写だな。

ストレスだ。

ともかく、ドラマとしては多分「どうしてか」ではないんだろう。
父と子をつないでいた最後の絆が切れた。

しかし道三。
深芳野と前からいちゃいちゃしてるなと思ってはいたけど…。
すごい好きだったんだな!?
そんなに!?

うまく言えないが、息子って母と父の仲に嫉妬する所もあるよね。

ストレスだ。

義龍「家督をゆずれー!」

ここで言うの?
なにもかもやりかたがまずい息子。
ここで言うその凡庸さに、マムシどのの心もすうっと冷えていく。
真顔になるのと同時に、名残の涙があとで尾を引いてすうっと流れるのがすごい。

良かろうとは言ったけど、政を見るのと家うちの愛を見るのとは違うからな。
そこはまったく別の次元にある。
いよいよ、来週か…。




だんな「あれだ!さっき兄上にまかせておけぬと言ったのが多分、小見の方の子供だ」
わたし「いま?今まで何してたん」
だんな「歴史上もそこしか出てきてないよ。だってまだ元服してないはず。…いや…ちょっとわからないな」

はあ...。
今日も手に汗握る展開であった!



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Ama Mew(天海悠)
Admin: Ama Mew(天海悠)
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