料亭予定地

ねことはりしまねずみ【兄妹ねこシリーズ】

2020/04/06
短編小説




前書き:

ほぼ妹子が書いた。
そして、読んでから妹子はイラストを描いていた。

兄妹ねこシリーズの第二弾。(2017.11.3付)

>>兄妹ねこシリーズほか 妹子の創作







◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


ねことはりしまねずみ





あるところに二ひきのねこがすんでいました。
ちいさいこねこが川におちてにゃあとなきました。

ちょうどおにいちゃんねこが近くにいたので
こねこをくわえてひゅばっとたちさりました。
そのあと、おにいちゃんねこは
めちゃくちゃにおこりました。


DSC_cat001.jpg

DSC_cat002.jpg


こねこはおにいちゃんにつれられて家にもどる途中で、
しげみのむこうになにかが歩いているのを見つけました。
「ねえおにいちゃん、
 なんかいるよ」
「なにかわかんねえのにかおだすんじゃねえ」
おにいちゃんはしかりました。

それは、はりのついたねずみのような
しましまもようのどうぶつでした。

「ほらおにいちゃん
 なんかいるよ」

こねこはしげみの草をかきわけて、がさっと顔をだしました。
おにいちゃんねこはせなかをごんとなぐっていいました。
「何のどうぶつかわかんねえのにきゅうにかおをだすんじゃねえ」


DSC_cat003.jpg


それからそっと草のあいだからのぞいてようじんぶかくようすをうかがいました。
「ああ、あれは
 はりしまねずみだ」
「はりしまねずみ!?」
こねこはがさっと顔をだして
「でもなんかうろついてたよ」
おにいちゃんねこは、けをさかだてるほどおこって、こねこのしっぽをひっぱりました。

はりしまねずみらしきどうぶつがきがついてこちらに声をかけました。
「そこにいるのはだれですか
 まさかとらじゃないでしょうね」
おにいちゃんねこは気付かれたとなると、とつぜんお上品になって
「あっ、いえ。こちらはただのとらです」
「あなた、ひとのまえではけっこう
 お上品なんですね」

はりねずみはお母さんにたのまれて
川の方にあるという
くすりになる
さかきをとりにきていたのです。
どこにあるかわからないので、うろうろしていました。

「あ、それしってる」
こねこはぴゅうんと行って、さかきを一本取ってきました。
おにいちゃんねこは
おこるわけにもいかないので、
じろっとこねこをみました

はりねずみがありがとうとさよならを言って家に帰っていくと
「どーして勝手にさかきをとりにいくんだ!」
こねこはしっぽとあたまをなぐられました。






おしまい。






>>兄妹ねこシリーズほか 妹子の創作




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Ama Mew(天海悠)
Admin: Ama Mew(天海悠)
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